同窓会だより第10号

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名古屋大学法科大学院同窓会・会報

同窓会だより 第10号
令和2年3月吉日
発行:名古屋大学法科大学院同窓会幹事会

 
1 同窓会だより第10号発行にあたって
 昨年3月末に名古屋大学法科大学院を修了され、同窓会の会員になられた会員は第14期修了生となり、現在、多くの名古屋大学法科大学院同窓会会員が法曹界をはじめ、様々な分野でご活躍されています。
名古屋大学法科大学院同窓会幹事会は、これからも会員同士の交流の場を設けていくと共に、広く会員の皆様に同窓会の活動をご理解し、一層のご協力をいただくべく、本『同窓会だより』を発行してまいります。
今後も皆様のご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
※ 平成30年以降の『同窓会だより』発行が遅延しておりまして、申し訳ございません。本号では、平成30年度と平成31(令和元)年度の同窓会の活動について、あわせてご報告させて頂きます。
 
2 平成30年度活動報告(平成30年度同窓会長 永原 裕也) 
 (1)第12回名古屋大学法科大学院同窓会総会の御報告
 第12回名古屋大学法科大学院同窓会総会(兼司法試験受験者慰労会)が、平成30年5月26日、名古屋大学東山キャンパス内グリーンサロン東山にて開催されました。
本年度の総会にも、本年3月に名古屋大学法科大学院を修了され、新たに本会の会員となった13期修了生の方々を中心に多数の会員の方々に参加していただき、盛大に開催されました。
総会に先立ち、13期修了生に向けて、試験後の過ごし方についてのガイダンスが行われました。さらに、法科大学院、愛知県弁護士会、CALEより修習生を対象とした各種企画の案内もなされました。いずれも、13期修了生が合格までの期間を充実させるのに寄与する、非常に有益な情報提供の場になったと思われます。
 昨年度の同窓会の活動については、幹事会で組織する各チームから、具体的な活動内容の報告がなされました。また、昨年度の同窓会会計について、小島寛司より報告がなされ、出席会員の承認を得ました。
続いて、同窓会幹事の選出が行われ、12期修了生までの幹事が昨年に引き続き選任されるとともに、10期修了生幹事として長尾美穂、11期修了生幹事として田中隼輝、12期修了生幹事として大前智仁、小出真緒が、13期修了生幹事として土屋遼准、福岡慎也、塚本智也が新たに選任されました。また、平成30年度の同窓会の会長として新たに永原裕也(7期)が、会計として盛田哲矢(7期)が、会員の承認を受け選出されました。
 また、総会終了後には、司法試験受験者の慰労を兼ねて懇親会が開催され、受験生の慰労と共に会員同士や会員と先生方との親睦を図ることができたものと思われます。
 

 
(2)修習生激励会兼懇親会の御報告
 平成30年9月6日、修習生激励会兼懇親会が、座座さかえにて開催されました。
この会では、修習生支援として、和光(司法研修所)に行く修習生に対し、和光での生活や二回試験への取り組みを直近の先輩たちに熱く語ってもらい、よりよい修習生生活を送ってもらえるようにサポートしました。
 当日は8名の修習生の方にご参加いただきました。

 

 
(3)平成30年度司法試験合格祝賀会の御報告
 平成30年度は、名古屋大学としては95名の司法試験受験者がおり、最終合格者29名という結果でした。
 平成30年9月15日、本年度の司法試験合格祝賀会が「東天紅(名古屋国際センタービル店)」にて開催されました。今回も、当年度合格者29名を含めた72名という多数の会員の方々にお集まりいただき、盛大に会が執り行われました。参加していただいた修了生・修習生、教員の方々、そして特別会員の方々からは、多数の合格の祝辞と激励のお言葉、並びに合格後に向けたアドバイスなどをいただくことができ、合格者も大変うれしそうであり、これからに向けての意識を新たにしているようでした。
 
(4)入学ガイダンス時の同窓会企画
 平成31年4月3日、勉強会チーム主催により、同法科大学院の新入生を対象に「LSの過ごし方」(講師:篠原克己、小出麻緒)と「法解釈の理論を身につける」(講師:後藤謙治)の勉強会を開催しました。前半で約30名、後半に約20名の新入生がご参加くださいました。
「LSの過ごし方」では、法科大学院の生活について、年間スケジュールの図を通してイメージを持ってもらい、その上で、法科大学院での生活を充実させるための7つのポイントとして、授業への取り組み方や自主ゼミの組み方、普段から意識するべき法的思考などについてお伝えしました。
「法解釈の理論を身につける」では、法科大学院での学習及び法務実務に必要な法解釈の理論を、法の支配と三権分立という憲法理論から説明した上で、実際に民法を用いて法解釈を実践し、身につけていただくというものでした。ご参加いただいた新入生の方々は、熱心に話を聞いてくださり、質疑応答も活発に行われました。
 
3 平成31(令和元)年度活動報告
(1)「第13回同窓会総会兼司法試験受験者慰労会」のご報告(11期修了生 小笠原佑)
 第13回同窓会総会(兼司法試験受験者慰労会)が、令和元年5月25日、名古屋大学東山キャンパス内グリーンサロン東山にて開催されました。
 本年度の総会にも、本年3月に名古屋大学法科大学院を修了され、新たに本会の会員となった14期修了生の方々を中心に多数の会員の方々に参加していただき、盛大に開催されました。

・修了生向けガイダンス
 総会に先立ち、14期修了生に向けて、試験後の過ごし方についてのガイダンスが行われました。
 ガイダンスでは、現在司法修習中の会員6名より、各自が司法試験直後から合格発表までに行った司法修習に向けた準備、就職活動等の体験談が話されました。さらに、法科大学院、愛知県弁護士会より修了生を対象とした各種企画の案内もなされました。いずれも、14期修了生が合格までの期間を充実させるのに寄与する、非常に有益な情報提供の場になったと思われます。
 
・総会のご報告
 昨年度の同窓会の活動について、幹事会で組織する各チームから、具体的な活動内容の報告が、なされました。 また、昨年度の同窓会会計について、盛田哲矢より報告がなされ、出席会員の承認を得ました。
 そして、今年度の総会では、法科大学院在学中の予備試験合格者への対応として、同窓会規則の改定も行われました。具体的な変更点としては、以下の3点です。
 
1 第3条に第3項を新設
「③ 名古屋大学大学院法学研究科実務法曹養成専攻を中途退学し、幹事会の承認を得た者」
2 第8条第1項を、上記1で加えた第3項を追加
「1 幹事は、総会において、修了期毎に、3若干名ずつ選出される。第3条第2号及び第3号の会員からも選出され得る。」
3 附則の追加
「本会則は、令和元年5月25日から施行する。」
 
 その後、同窓会幹事の選出が行われました。13期修了生までの幹事が昨年に引き続き選出されるとともに、14期修了生幹事として加賀谷 亮、豊田 麻弥花、大江 智隆の3名が新たに選出されました。
 そして、本年度の同窓会の会長として新たに服部真也(8期)が、会計として真行寺康平(8期)が、会員の承認を受け選出されました。
 
・司法試験受験者慰労会
 総会終了後には、司法試験受験者の慰労を兼ねて懇親会が開催されました。
 懇親会には、現在名古屋大学法科大学院で教鞭を執られている教員の方々にもご参加を頂き、受験生の慰労と共に会員同士や会員と先生方との親睦を図ることができたものと思われます。
 
 
(2)在校生向け勉強会(9期修了生 後藤謙治)
 勉強会・答案練習会チームでは、令和元年9月15日(日)、吉永公平弁護士(6期修了生)を講師にお招きし、新入生向け勉強会の続編として、「法解釈の理論を身に付ける(実践編)」を実施しました。
 本勉強会は、法律学習や法律実務家を目指す上で必須となる法解釈について、基本的な事項からおさらいしつつ、具体例を用いて実践的な解釈手法を学ぶ大変重厚な内容となっています。これまで、多くの同窓会員がこの講義を受講し、大変ご好評をいただいているものです。本年も、多くの在校生にご参加いただき、ご好評いただきました。
 
(3)合格祝賀会(9期修了生 後藤謙治)
 令和元年司法試験合格祝賀会が、令和元年9月14日(土)、「東天紅(名古屋国際センタービル店)」にて開催されました。当年度合格者19名を含め、約60名という多数の会員の方々にお集まりいただき、盛大な祝賀会となりました。
 ご出席いただきました修了生や修習生、教員、特別会員の皆様方からは、多数のご祝辞と激励のお言葉並びに合格後に向けたアドバイスなどをいただくことができました。
 合格者の皆さんは、晴れやかな笑顔とともに、これから始まる修習生活や実務家としての第一歩に向けて、決意を新たにされていました。
 令和元年祝賀会が、合格者を祝い、同窓会員同士や先生方との交流を図るための有意義な場となりましたこと、同窓会幹事一同、心より御礼申し上げます。
 
 

(4)修習生激励会兼懇親会(9期修了生 石井大輔)
 修習対策チームでは、令和元年9月5日、修習生激励会兼懇親会を、例年通り、座座さかえにて開催いたしました。
 71期の有志の方によってバージョンアップしたレジュメに基づき、主に松下晋之介弁護士(9期修了生)より集合修習の過ごし方、自己の経験を交えた2回試験に向けての心構え(やってはいけないこと)について、修習生の皆さんに解説がなされました。
 終始和やかな雰囲気で行われ、上下の親睦を深めるという意味でも有意義な機会になったと感じております。
 
(5)全体報告と御礼(平成31(令和元)年度同窓会長 服部真也)
 本年度も、主要な同窓会行事を無事に開催することができました。
 ご参加・ご支援頂きました同窓会員・特別会員の皆様、大学院の先生方に改めて御礼申し上げます。
 同窓会も、来年度には15期修了生を迎え入れ、総会員数が900名に達する見込みです。同窓会員同士や同窓会と法科大学院との交流をいかに深めていくかは引き続きの課題ですが、幹事会においても創意工夫を凝らし、より多くの皆様にご参加頂ける行事を企画・運営していきたいと存じます。

 関係者の皆様におかれましては、今度とも一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。 

※合格祝賀会のご案内
 今年も例年どおり、平成29年司法試験合格祝賀会を開催させて頂くこととなりました。
 同会は、例年、ほとんどの合格者の方に出席していただいており、教員の先生方や法科大学院の修了生の方々も多数参加され、合格の喜びを分かち合われております。
 本年度は、令和2年9月12日(土)に開催する予定です。開催場所等詳細については、同窓会幹事から各期の会員毎にご連絡をさせていただきます。
 多数の会員の皆様の参加を心待ちにしております。

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