研究生・聴講生の応募について

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以下の記述は、私費外国人留学生のみ該当します。その他の場合は、別に出願要項がありますので、文系教務課(法学部)に問い合わせて下さい。
 

研究生としての入学

 法学または政治学に関する特別の事項について研究しようとする者は、名古屋大学法学部あるいは大学院法学研究科に、学部研究生あるいは大学院研究生として入学することができます。ただし、大学院に在籍する正規の学生とは異なり、研究生は、単位が認められず、また、学位も認められないという身分です。なお、現在、大学院入学を目的とする留学生が、専門の勉強や日本語の勉強をするために、研究生として在学し、指導教員からの専攻分野の指導を受けながら、同時に日本語も勉強し、大学院入学試験の準備をするという場合が多いという点にもご注意下さい。
 

出願資格

学部研究生(法学部所属)
大学の法学部又はこれに相当する学部を卒業した者
研究生として就学の目的を達するに必要な学力を有すると認められた者
大学院研究生(大学院法学研究科所属)
法学修士またはこれに相当する修士の学位を有する者
大学院研究生として就学の目的を達するに必要な学力を有すると認められた者
 

出願方法

研究生として出願を希望する場合は、出願締切の1ヶ月前を目安に、本学の教員から、指導受入れの内諾を得る必要があります。内諾が得られた場合には、期日までに、出願書類を提出し、検定料を納付して下さい。内諾については、次の項目を読んで下さい。
 

指導教員の内諾

 研究生として研究活動を行なうためには、研究を指導する指導教員が必要です。そこで、願書を提出する前に、教員の研究内容を調査し、指導を受けたい教員を決めて下さい。そして、その教員に問い合わせ、受入れの内諾について可否を確認して下さい。なぜならば、成績が優秀である学生であっても、研究テーマが本学教員の研究活動と一致しない場合には、受入れを断る場合があるからです。また、近年留学生が急増しているため、希望する指導教員の元で既に多くの留学生が学んでいる場合があります。この場合にも、指導が不可能であるという理由で受入れ不可となることがある点も、留意して下さい。

 内諾可否の判断のため、以下の書類を用意し、希望する教員、又は、文系教務課に電子メール(law-kyomu@t.mail.nagoya-u.ac.jp)にて送付し、その指示を受けて下さい。(1、2、7については、出願書類を利用しても良いです。)

1.現在の研究テーマと内容と本学での研究テーマと内容
2.氏名、生年月日、性別、国籍、学歴、職歴などを記載した履歴書
3.卒業証明書や学位証明書の写し
4.成績証明書の写し
5.日本語その他の外国語の能力を証明する文書の写しなど
6.修士号を有する場合には、修士論文の要約(日本語または英語)や研究能力を示すその他の業績など
7.留学経費の支弁方法
 

出願期間

 指導を担当することについて教員から内諾を得た後、研究生の出願書類を、下記の期間までに、検定料とともに出願書類をすべて揃えて、文系教務課(法学部)に提出する必要があります。なお、出願書類は、すべて日本語で書く必要があります。これは、本学部では、研究生についても、一定程度の日本語の能力が要求されるからです。

  • 4月入学希望者については12月末日
  • 10月入学希望者については5月末日 までに提出することを原則とする。
  • ただし、日本国内在住者の場合など、特別な理由により期日後に受理する場合もある。

 
選考方法と入学許可

 出願期間に提出された出願書類の審査によって、選考します。選考されて入学が認められると、本人宛て入学許可書を送付します。それから日本への入国手続の開始となります。研究生としての本学への登録期間は、原則として4月あるいは10月から翌年の3月までの1年以内です。ただし、特別な事情があれば、さらに1年の延長が認められる場合もあります。